森野きりりの漂流日記

容姿もダメ頭もよくない、おまけに性格も悪いと自分を否定することしかしなかった女の子が、人生の荒波の中で「いやいや何も取り柄がなくても大丈夫さー」ということに気が付いていく長い長いお話です

2021-11-01から1ヶ月間の記事一覧

映画『罪の声』すごく良かった!

ドラマ『日本沈没ー希望のひと』からの小栗旬つながり。 『罪の声』は出版されるとすぐに息子が買って来た。 以前は本屋さんによく出かけていたけど、今は息子が買ってくれる本を首を長くして待っている。視点がぜんぜん違うから、自分で選ぶより楽しい。 お…

今『日本沈没』ってことば怖いね

日曜日の夜9時からはドラマ『日本沈没ー希望のひと』を見ている。 日本では近い将来大地震が起こるかもしれないといわれている。 実は始まる前は、こんな暗くて重い内容のドラマを誰が見るんだろう…と思っていた。 いざ始まるまで、 (見ようかな…やめとこう…

スワッ!…遺棄事件か?

ある日のウォーキング中の時のこと。 最近は、お互いに忙しくて息子と一緒にはなかなか歩けないのだけど、珍しく二人で川の横を歩いていた。 じぶんでは気が付かないけど、歩いていると自然に息子のそばに引き寄せられる。 「近い!」 「えっ?」 息子のひと…

セーラー服の乙女たち は今…

今も仲良しのわたし達四人を思うとき、縁(えん)ということばがふさわしい。 わたし達はそれぞれ別々の中学校から、何のつながりもなくその高校を選んだ。 わたしの場合は父が選んで、有無を言わさずだったので、流れに逆らえなかっただけ。 あとの三人はど…

伝播する感情ことばのちから Part2

妹と母を整形外科に連れて行った。 いつもは妹が一人で引き受けてくれるのだけど、今日は検査がある。 認知症が進んだ今、一人で連れて行くのはなかなか厳しい。 大変ではあるけど、母に会える病院の付き添いは、心なごむ嬉しい時間でもある。 「先に受付し…

流血事件

平成元年、整形手術(!)をした。 詳しく言うと前髪の生え際にポツンとあるイボをとった。 こどもの頃からずっと一緒に生きてきたイボ。五ミリくらいの大きさのイボはその中心に黒いホクロがある。 前髪で隠れているので、あまり気にしていなかったけれど美…

ゴーヤとにがうりはどう違うの?

母の生まれ故郷の阿蘇での思い出。 お盆の集まりだろうか。それとも、何かお祝いの集まりだろうか。 ずらりと並んだご馳走の中に、にがうりがあるから季節は夏だな。 母の生家ではなく、近所のお宅でのできごと。 大広間にたくさんの人がご馳走を前に座って…

二年に一回、一年に一回の時も…あなたは?

ある日のこと、部屋の中から庭を眺めていた。 (たまには、草取りでもして妹をびっくりさせようかな…) そう思い立つと、長袖シャツに軍手。庭用の長靴を履いて外に出た。 張り切って草取りを始めた。 実は草取りは大好き。大好きだけど、腰痛持ちのわたしに…

密です密です

朝、ゴミを捨てに出たついでにそのままウォーキングに出発した。 突然思い立ったので、ウォーキング用の靴も履いてないしマスクもしていない。 空気があんまり気持ちよくて、ついこんなことになってしまった。 歩き始めたわたしの頭の上を、向こうの空から五…