森野きりりの漂流日記

容姿もダメ頭もよくない、おまけに性格も悪いと自分を否定することしかしなかった女の子が、人生の荒波の中で「いやいや何も取り柄がなくても大丈夫さー」ということに気が付いていく長い長いお話です

どんどん小さくなっていく

 

秋になったら健康診断に行こう!

秋じゃなくてもいいんだけど、春に受けそびれて夏は暑いしな…と躊躇っているうちに、いつの間にか秋だ。

(やばい!早くしないと冬が来ちゃうよ!)

年が明けてしまったら、すぐに春が来る…

よし!秋には必ず健康診断を受ける!と決めた。

早速かかりつけ医に予約を入れる。

 

最近の傾向。

体重は微減。食欲はモリモリなのに体重はほんの少しずつ減り続けている。

と、聞くと心配されるけど、ここのところ何年もずっとこんな感じ。

代謝がいいんだろうな)

高齢になっても特別に運動しなくても、代謝がいいというお得な体質かも…

勝手にいい方に考えているけど、実は隠れた何かがあるのかも知れない…

目に見えるものがないから、それはないということにしよう。

 

気になるのは身長!

高校生の時は158センチくらいあったと記憶している。

「はい、身長は152.9センチですね」

看護師さんのことばに

「えーっ!また低くなった!」

 

理由は思い当たる。

猫背。背中がどんどん丸くなる。丸い背中をしょってとぼとぼ歩く。

身長を測る時だけピンと伸ばそうたって…そうはいかない。

もう何年か前から、どんなに伸ばそうとしても背中が真っ直ぐになることはない。

 

そこで

『猫背(何歳になっても)自力で治せる』

という本を息子に買ってもらった。

壁に両手を当てて、肩甲骨を真ん中に寄せて、せっせと運動していたのは一ヶ月くらい。

気がついたら止めてた。

(本気でやる気はあるのかい?)

 

この持続力の無さが高齢者ということでしょうか…

いやいや、頑張っている高齢者に失礼だ。わたしだけの問題です。

 

今日も見ないようにしている鏡を、おそるおそる眺めてはため息をつくわたし。

買ってもらった本を、もう一度よおく読もう!っと。