森野きりりの漂流日記

容姿もダメ頭もよくない、おまけに性格も悪いと自分を否定することしかしなかった女の子が、人生の荒波の中で「いやいや何も取り柄がなくても大丈夫さー」ということに気が付いていく長い長いお話です

断捨離に終活 シルバーの思い

  

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このごろ断捨離ということばはあまり聞かなくなったね…

わたしが気がつかないだけで、世間のみなさんは相変わらず断捨離にはまっているのかな…

と、思って調べてみたらコロナ禍で大流行しているんですって!

そうだったんだ!

 

わたしはやっていますよ。ずーっと昔から。

ただ、断捨離ということばは使ってなかった。じゃあなんと呼んでいるのか…

断捨離=掃除のことを指しているのだけど。

 

掃除の目的

その1 「無駄なものはないかー?」

その2 「不要になったものはないかー?」

その3 「必要だと言ってたのに、いつまでも鎮座したままのものはないかー?」

目を皿のようにして部屋を眺め回す。

 

すると、部屋の隅から

「お願い!捨てないで!」

という声が聞こえてくるような…祈りも虚しく、今日も何かが処分されていく。

 

掃除をするときの決まり事は、昨日やっていない場所の掃除を一箇所必ず入れる。

(毎日新しい掃除場所を開拓する。どんなに探しても見つからなければ、振り出しに戻ってまた最初から…)

 

すっきりした部屋を綺麗に拭き上げて、あとは…

淹れたての珈琲を待つばかり。

 

わたしも煩悩の人だから、何かしら無駄なもの買ってしまうことはある。でもそのことで自分を責めない。買わずにいられない心持ちだった自分を受け入れてあげる。

元気を取り戻したら

「ありがとう!おかげさまで身も心もすっきりしました!」

執着心からの解放。

わたし流の断捨離です。



断捨離と同時に、この年になると誰もが一度はやってみようと思うのではないでしょうか。それがエンディングノートを書くこと。

わたしもエンディングノートに挑戦したことがある。

 

新聞の切り抜きを見ながら、

「ふん、ふん…」

「こういう項目を入れていけばいいのだな…」

 

ノートを埋めていきたいのだけど…

手が止まる。

……

なんかピンとこない!

 

数え切れない自分が生きてきた歴史の数々。

ひとつひとつを思い出す度に、割愛できない出来事や思い入れ。

それをどんなふうに、まとめていけばいいのだろうか。

導き出される結論が、見つからない。

……

 

エンディングノートを書くには、まだ覚悟が足りないのかも知れないなー。

「ごちゃごちゃ言ってないで、こども達が困らないようにはよ書きやー!」

という声が聞こえるけど…