森野きりりの漂流日記

容姿もダメ頭もよくない、おまけに性格も悪いと自分を否定することしかしなかった女の子が、人生の荒波の中で「いやいや何も取り柄がなくても大丈夫さー」ということに気が付いていく長い長いお話です

夏が終わり…秋

 

今年のブルーベリーの頑張りはすごかった。

熟れて落ちた実から新たな芽が出ていると思っていたら、いつの間にかあちらにもこちらにも枝を蔓延らせ(はびこらせ)大きな木になった!

 

 

そんなブルーベリーを下からしみじみ眺めた。

収穫の時期を終えて、剪定されてしまう季節があっという間に訪れるのを知ってか知らずか…

もうどこにも実は残っていないと思っていたら、チラホラと残り香ならぬ残り実がしがみついていた。

(今年もたくさんありがとうねー)

と、わずかに残った実を摘みとって味わった。

ブルーベリーの味はするけど縮こまった(ちじこまった)実は夏の終わりを告げていた。

 

 

 

季節はもう秋。

「いつまでも暑いねー」

と言ってるけど、吹く風や流れる雲は夏とは違う。

 

根こそぎきれいに草取りした後に、あちらからもこちらからも頭を出しニョキニョキと茎をのばしてきたのは彼岸花

すっかり忘れていたのに、季節になればちゃんと姿をあらわすんだね…

 

 

妹とおはぎを作った。

出来上がったおはぎを仏壇にあげると、お寺さんにお参りに行った。

 

 

夏の終わりを感じながら静かなお彼岸の一日…