森野きりりの漂流日記

容姿もダメ頭もよくない、おまけに性格も悪いと自分を否定することしかしなかった女の子が、人生の荒波の中で「いやいや何も取り柄がなくても大丈夫さー」ということに気が付いていく長い長いお話です

パーティピープル

 

 

秋のドラマが始まった。

映画館に足繁く通っていた頃と違い、家でおとなしくしていられるテレビドラマは

とてもありがたい。

ヴィバンが終わり、はやぶさ消防団も終わり拍子抜けした気分を一掃してくれるのは

サテ…

 

見ればきっと楽しいドラマも、タイトルや出演する俳優さんだけを見て

(うーん…止めとこうか…)

と思う事が実に多い今日このごろ。

 

歳をとってもアクションもの刑事ものが好きなのは変わらない。

最近は刑事ものが少なくなった。

刑事ものの魅力は何と言っても一時間で事件が解決すること。

少々強引でもいいのだ。

(あー、よかった!)

で終わるのが大切なのだから。

『刑事七人』『特捜9』

毎週楽しみに見てた。

しかし、もう見れないかも知れないな…

 

新聞のテレビ欄を眺めていると

パリピ孔明

なんだ?それ…

孔明ってあの三国志の…?

 

三国志』は夢中になって何度も読んだ。八巻もあるのに読み終わるとまた最初からを繰り返した。だからよーく知ってる。

(あの孔明か…?)

息子にパリピって何?って聞いたら、パーティピープルだって…

うーん聞いても分からん。

 

 

という前フリのあと『パリピ孔明』を見た。

あらーっ!まっー!

向井理がよかった。

物静かで背が高くて顔が小さいという印象しかなかった向井理がとてもはまってた。

森山未來はむかしからいい俳優さんだな…と思っている。

二人の『三国志』ばなしが面白くて

(やったー!)

と、小躍り。(するくらい、楽しいもの見っけの気持ち)

 

という訳で、秋の夜長を楽しませてくれるテレビドラマをひとつ見つけたわたしはチョッピリ幸せです。