森野きりりの漂流日記

容姿もダメ頭もよくない、おまけに性格も悪いと自分を否定することしかしなかった女の子が、人生の荒波の中で「いやいや何も取り柄がなくても大丈夫さー」ということに気が付いていく長い長いお話です

救世主はいちじくベイビー!

 

元気が出ない…

本はそばにあるのに、表紙を眺めているだけ。

美味しい料理を作ろう…

(うーん…食べたいものがない…)

何にも意欲が湧かない。

てな調子。

 

そのうえ

じわじわ腰痛がわたしを蝕む…

腰痛はわたしのやる気スイッチをさらに削ぐ。



突然襲ってきた無気力時空。

ここから抜け出すにはどうしたらいいんだろ?

 

天井を眺めていてもしかたない。

とりあえず

サンダルをつっかけて外に出た。

 

見上げればどんより曇り空。

家の周りを歩いてみる。

 

川に面した側に出てみると、

!!!

ベイビーが生まれていた。

 

 

わたしが鬱々としているあいだも、成長を続けていたのね!

あぁー…

反省のこころを込めてガン見した。



腰痛は確かに意欲を削ぐけど、働けてはいる。

あたまを振り絞ってのブログに嬉しいコメントもいただく。

手を伸ばせば、本はそこにある。

眠れない夜もあるけど、眠れる夜もある。

 

見上げればいちじくベイビーが

「わるいほうのことはいいから、いいことを数えてね」

と言ってるよう。

 

たかが無花果

だけど、成長のエネルギーにしっかと触れたかも…

 

よーし!

とりあえず

立ち上がれ!