ひとりで川の横を歩いていた。 田んぼのあぜ道に真っ赤な花が咲いているのが見えた。 (カンナだ…) 遠目にもわかる強烈な色。 その日から川の横を歩くときは吸い寄せられるようにカンナを見つめた。 (枯れないうちに撮っておこう…) 歩く度にそう思うのに…
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